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2006年 05月 08日
今年のゴールデンウィークは曜日の配置が良く、
3日~7日の5連休という企業、 1・2日に有給を取ってもらい、29日から9連休という企業、 とにかく休みが例年よりも多い年ではなかったでしょうか? サービス業にとっては、ここが書入れ時となったことでしょう。 とある温泉宿に日帰りで食事に行きました。 地元では有名なグループの宿で、 「雰囲気が良い」という声が良く聞かれていました。 ランチと入浴で4,000円と決して安過ぎず、高過ぎず、 手頃な値段設定であり、施設は古い廃業したホテルを買い取って 改築しているため、古さは否めないですが、雰囲気は確かに良い雰囲気です。 お風呂は眺めが良く快適、露天風呂はひとしお。 レストランも空間が素敵で、眺めも良く、居心地が良いです。 料理は地の物を使い、期待通り(値段とのバランスで)と言えます。 接客レベルも悪くありません、いやむしろ良い方でしょう。 しかし、、、感動というレベルには達しませんでした。 またGW真っ只中というのに、お客様は決して多いとは言えませんでした。 なぜでしょうか? 「器」が原因の一つではないかと推察されます。 シンプルなのですが、家庭で使用しているような物で、 悪く言えば『非常に安っぽい』のです。 おかげで、料理が全て『安っぽく』見えてしまい、 施設全体も安っぽく感じられてしまったのです。 恐らく同じ料理でも器が引き立てれば、もっと感動の料理になっていたことでしょう。 「顧客感動がリピーターを生む」 とはよく言われますが、視覚・臭覚・味覚・聴覚・触覚の5感全てが満足されないと、 感動は生まれないのです。 今回の場合は、「器」つまり「視覚」が満足でなかったので、 感動がなかったと言えます。 「5感全てに刺激を与える」 あなたのお店ではできているでしょうか?
by k-kaneoka
| 2006-05-08 18:06
| 飲食
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