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2006年 03月 03日
お客様を顧客にするには、満足を超える「感動」が必要です。
では、感動を与えるにはどうすればよいでしょうか? 先日とあるレストランに行きました。 その店は、食材(肉・野菜)にこだわりを持っているということは知っており、 私は食事を非常に楽しみにしておりました。 お肉は確かにおいしかったのですが、おいしいものを食べたという満足感が ありませんでした(まして感動はありませんでした)。さて、それはなぜでしょう? 答えは、気持ち良く食事できなかったのです。 床が汚れていた(他のお客様が落とした箸袋、食べ物が落ちていた)こともありますが、 何よりもお店が静かだったからです。 他のお客様の談笑や店員の掛け声、、、何しろそのお店は高級レストランではありません、 カジュアルなレストランなのです。 極端なことを言えば、多少汚くても仕方がないと思えてしまうくらいのお店です。 そんなことが気にならなくなってしまうくらい元気な店員が迎えてくれ、 最高の笑顔で料理を提供してもらえれば、おいしい料理が何倍にもおいしく感じ、 感動したことでしょう。 お客様に満足していただくために、いかに安くおいしい素材を仕入れ、 おいしく調理し、見栄え良く提供するか、ということに注力しがちですが(もちろん重要です)、 お客様が感動するのは、料理2に対して雰囲気・サービスが8と言われます。 つまり同じ料理を提供しても、店の雰囲気やサービスが悪ければ、 大して満足もしてもらえないのです。 勝ち組飲食業は「サービス」、特に従業員の教育に力を入れています。 スタッフの質が店の収益に大いに関連することを知っているからなのです。 さてあなたの会社は勝ち組ですか?それとも負け組(予備軍)ですか?
by k-kaneoka
| 2006-03-03 08:55
| 飲食
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